1999年7月7日
東京高等裁判所第4刑事部
裁判長 高木俊夫 裁判官
主文
理由
第一 脅迫状について
一 脅迫状の書き手
(一)神戸鑑定書
(二)山下鑑定書
(三)木下第一意見書
(四)日比野鑑定書、I・S、S・Kの各供述調書
(五)宇野鑑定書
(六)大類鑑定書
(七)江嶋ほか意見書
(八)戸谷意見書
(九)大野第二鑑定書
(一〇)まとめ
二 脅迫状の記載訂正前の金員持参指定の日付
三 封筒の宛名の筆記用具
四 雑誌「りぼん」
五 脅迫状の用紙
第二 殺害の態様について
第三 姦淫の態様について
第四 被害者の血液型と犯人の血液型について
第五 血痕等の痕跡の存否について
第六 死亡時期ないし死体の埋没時期について
第七 犯行に使われた手拭いについて
第八 殺害現場付近で農作業中の者の存在について
第九 死体の運搬方法について
第一〇 死体の足首の状態について
第一一 死体埋没に用いられたスコップについて
第一二 死体埋没現場の玉石の存在について
第一三 車両との出会いについて
第一四 被害者宅の所在探しについて
第一五 万年筆について
一 本件万年筆発見の経緯
二 本件万年筆と被害者の万年筆との同一性
第一六 学用鞄について
第一七 腕時計について
第一八 指紋について
第一九 佐野屋付近での体験事実について
第二〇 佐野屋付近の畑地内の地下足袋の足跡痕について
第二一 供述調書添付図面の筆圧痕について
第二二 自白の心理学的分析について
第二三 結び
※注―〈〉内は部落解放同盟中央本部・中央狭山闘争本部が便宜的につけた見出しです。なお、決定文中のイニシャルなどは当Site担当者がつけました