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東京の部落問題入門
部落に生きる 部落と出会う
3月25日解放書店より発行
冊子「東京の部落問題入門 部落に生きる 部落と出会う」が3月25日に完成。解放書店から発売される。
この冊子の編集のスタートは2008年10月の第1回編集会議。同和研修や人権学習に活用するための冊子を作成するにあたり、部落解放同盟東京都連、東京部落解放研究所、東京人権啓発企業連絡会、同和問題に取り組む宗教教団東京地区連帯会議、東京都同和教育研究協議会、東日本部落解放研究所で編集委員会がつくられ、取り組みが開始された。
編集会議では冊子作成の方針を「同和研修や人権学習の人権担当者が活用できるテキストにすることとし、内容は『東京の部落の歴史と現状』を中心にし、初心者が読んでわかるものにする」と決めた。
「第1章『東京の部落に生きる人々』では八王子支部の西野勇さん、品川支部の高城順さん、墨田支部の近藤力男さん、荒川支部の小宮豊さんのインタビューを掲載、東京の部落に生きる人々の日常の生活や仕事が生き生きと伝わる。第2章『共に生きる社会をめざして』では、東京都同和教育研究協議会の桐畑善次さん、東京人権啓発企業連絡会の小原俊治さん、「東京同宗連」の長谷川岱潤さんの3人がそれぞれ部落との出会いについて語り、共に生きる社会をめざした取り組みを紹介している。第3章『東京で起きた部落差別事件』では、アイビー社による差別身元調査事件と連続大量差別はがき事件を掲載している。最後の第4章『部落の歴史〜東京を中心に』では、古代の『皮作りを担う民間の集団の登場』からはじまり近代の『明治の変革と被差別民の動向』までを掲載している。
本書は3月25日発行。価格は800円+税 問い合わせは解放書店(電話03・5603・1861)へ。
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