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今年こそ再審の実現を
2月17日 狭山事件の再審を求める東京集会
石川さん夫婦のアピールや中山主任弁護士の報告も
狭山東京実行委員会(長谷川信康議長)は2月17日18時30分から狭山事件の再審を求める東京集会を台東区民会館でひらいた。
集会では、「東京同宗連」の椎名久典さんが司会をし、長谷川信康議長が主催者あいさつを行なった。長谷川議長は「80年代に死刑判決を受けた4大事件はことごとく無罪。権力は何でも出来るという社会にしないことが私達の使命。取り調べの可視化を実現しよう。1950年から140件程のえん罪事件が作られ無罪になっている。狭山事件の無罪を勝ち取るために運動を盛り上げ、全国の皆さんとともに頑張ろう。」と訴えた。
そして、石川一雄さん、石川早智子さんががアピール、本橋益男事務局長が基調報告、狭山弁護団の中山武敏主任弁護人が報告した。
また、各地から、荒川支部の小野崎篤さん、足立支部の関忠男さん、葛飾支部の松島幸洋さん、江東支部の真田裕也さん、品川支部の高城順さん、墨田区民共闘の作田護さん、台東支部の新井誠一さん、練馬支部の堀純さん、多摩の若林克俊副議長、全水道東京水道労働組合の平澤勝さんが高裁の証拠調べ、検察の証拠開示を求め、再審実現に向けた各地のとりくみや思いを語った。そして、東京都同和教育研究協議会の伊藤進さんが集会決議を提案し、満場の拍手で採択。最後に団結ガンバロウを長谷川議長がおこない、再審への決意を固めた。
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