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狭山東京集会・石川一雄さんのアピールから
第三次再審闘争で勝利へ
高齢のOさんの証人調べを
今年もこのように多くの人が参加されていることに感謝します。今まで自分の事件を木に例えてきました。狭山事件も何回も多くの証拠を出しながらも、棄却されてきました。しかし、やっと大地に根を張る時期に来ています。様々に高裁に提出された証拠によって私の無実は明らかになった。大地に根を張ったものは頭上に伸びていくしかありません。
狭山事件は今まさに大地に根がはって、狭山事件の再審が開始する状況にあるのではないかと思います。肥やしをやらなければ木は育つことが出来ません。肥やしとは何かと言えば、それは皆さんの声です。裁判所に届けていただくことです。
2月の末から私たちも裁判所の前で情宣活動を行ないます。高齢になったOさんの証人調べを裁判所にお願いしようと思っています。この方は今から48年前に事件の起きた当日、殺害現場とされている場所から20メートル離れたところで農作業をしていたという調書が開示されましたが、この方は高齢ですから早く証人調べをして欲しい。裁判所がそうすることで、調書だけではなく本人から直接聞くことで認識を新たにしていただけるだろうと思います。
今、狭山第三次再審闘争の大詰めです。事実調べ、再審開始していただかなければと思います。是非、この三次で勝利できるようにご支援をお願いします。
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