04年7月14日、葛飾区の京成線・四つ木駅前の街路灯に「○○○ エタ 非人」(○○○はテレビ局の略称)という悪質な差別落書きがされていることが発見されました。
これまでも当Siteでご紹介してきましたが、葛飾区では連続して同様の差別落書事件が発生しており、今回で13件目となります。落書きの形式や筆跡などから、犯人は同一人物と推測されます。犯人はこれまでに立石、東立石、四つ木、東四つ木、奥戸、高砂地区、墨田区梅若小学校壁面、埼玉県三郷市など範囲を広げ、悪質な差別落書きを繰り返してきました。
今回の四つ木駅前で見つかった差別落書きは、その状態から4月あるいは3月より前に書かれたものと考えられます(※資料)。つまり、7月14日にある区民によって通報されるまで、ずっと3〜4カ月以上もそのまま放置されてきたわけです。駅前の比較的目に付きやすい場所にもかかわらず。
地域全体の人権意識を高めることが、今大きな課題になっています。
(2004.7/14)