世界人権宣言77周年記念東京集会が、昨年12月9日午後、全電通労働会館で開かれ、426人が参加した。主催は、世界人権宣言中央実行委員会。
西島藤彦・副会長は開会あいさつで「参議院選挙では、外国人排斥を主張する政治勢力が台頭するなど、人権問題が大きく後退する情況。国際社会でも、ウクライナや中東情勢など、対立と分断が深まっているなかで、世界人権宣言の精神を活かし、差別と戦争に反対する取り組みをすすめよう」とよびかけた。また、東京都知事のメッセージを若林和彦・人権部長が代読した。
記念講演は、「パレスチナ問題から考える平和と人権」と題して、岡真理・京都大学名誉教授がガザ地区の惨状と、パレスチナ人が強いられた人権無視の歴史について、詳細な資料にもとづいて説明。イスラエルによるガザ地区への非人道的な空爆は、まさにジェノサイド(民族浄化)であるときびしく批判した。
また、こうした国際法違反の常態化を悪化させているのが、私たちの無関心さであることを強く指摘し、パレスチナの歴史と現実をしっかりと学んでほしいと訴えた。
集会の最後に、服部雅幸・副実行委員長(東京人権啓発企業連絡会理事長)が「世界人権宣言の精神を活かして、取り組みを前進させよう」と閉会あいさつでよびかけた。
