脱原発と気候正義の実現にむけて

さようなら原発全国集会



さようなら原発全国集会

 さようなら原発全国集会が2025年9月23日、代々木公園B地区で開催された。4,500人が結集し、東京都連各支部からも参加した。また、狭山再審を訴えるブースでは、署名活動もおこなわれた。主催は「さようなら原発」一千万署名市民の会。

 集会では、呼びかけ人の鎌田慧さんと落合恵子さんが登壇。鎌田さんは「原発事故の処理もできないままに、原発をインドネシアなどに売り込んでいる。なんの反省もない」と怒りを込めて発言。同じく呼びかけ人の高橋哲哉・東大名誉教授は「気候変動、温暖化はまさしく人災だ」と強調した。

 パネルトークでは、反貧困ネットワークの代表など、若い世代がそれぞれの立場から、脱原発と差別のない社会の実現にむけた取り組みの紹介とこれからの課題をアピールした。また、台湾の緑色公民行動連盟のツィ・スーシン共同代表が、原発6基をゼロ稼働にした闘いを紹介したほか、福島原発告訴団からの訴えや新潟・柏崎刈羽原発再稼働反対などの取り組み報告があった。

 集会後は、飯塚委員長を先頭に、原宿コースのパレードに参加した。