拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会が、3月13日、中央本部で開催された。
冒頭、3月11日の石川一雄さんの逝去に黙祷を捧げ、西島藤彦・中央本部委員長は、本当に無念な思いで今回のことを受け止めた。三者協議もいい状況で進んでいて4月の三者協議では確かな進展があるのではないかと期待を持っていたが本当に残念な結果になった。次は第4次の再審闘争になるが、必ず勝利していく、こういう決意を本集会で確認し、各地での取り組みを広げていきたいと開会のあいさつをおこなった。
弁護団事務局長の竹下政行弁護士は、「本人が亡くなった場合、親族らが引き継ぐ『受継』の規定が再審法にはなく、現在の手続きは終了となり、新たな手続きとなる。担当裁判官も変わる可能性がある。亡くなった後でも『受継』できるよう再審法改正が必要だ」と語った。
片岡明幸・中央狭山闘争本部長は、「早智子さんも闘う決意を固めており、中央本部も次の闘いに移行することを決めた。できれば、今まで積み上げたものを継続して進めるという形にしてもらいたい。再審法改正の闘いを並行して行う。また、『追悼集会』を4月16日(水)午後1時から日本教育会館でおこなう。5・23狭山市民集会は、第4次再審の手続きとの兼ね合いもあるが予定通り実施する、と今後の方針を提起した。