事実調べと再審開始を訴える

都連女性部 高裁前アピール行動  


都連女性部高裁前アピール行動

 都連女性部は、2025年9月25日、東京高裁前アピール行動を行った。10月中旬に三者協議を控え、来年3月の家令和典裁判長の退官前に事実調べが行われるかどうかの重大な局面を迎える中で、女性部の呼びかけに応えて集まった都連の仲間や地域共闘の仲間が代わるがわるマイクを握り、家令裁判長に事実調べを行い、再審開始決定を出してほしいと訴えた。

 元々、石川一雄さんと早智子さんが、雨の日も風の日も高裁前に立ち、再審開始を求めて訴え続けてきた高裁前アピール行動。それがコロナ禍のためできなくなり、東京にいる私たちが石川さん、早智子さんの思いの分まで訴えようと、2020年9月にスタンディングに取り組んでから今回で22回。こんなにも長くかかっている間に、石川さんは「見えない手錠」がかかったまま3月、急逝された。悔しくて無念でならない。

 マイクをもった仲間は家令裁判長に向けて「意見書提出を引き延ばす検察の妨害に負けず、ただちに鑑定人尋問を行ってください」「勇気をもって再審開始の英断を!」と口々に訴え、最後は「家令裁判長、がんばれ!」とシュプレヒコールを行った。(都連女性部)

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