
2025年1月9日、今年はじめての高裁前スタンディングに参加した。各支部の女性部をはじめ、埼玉や神奈川、千葉からの共闘の仲間、清掃人権交流会や個人も入れて29人が参加。万年筆発見をでっち上げた鴨居も再現。みんなで「一刻も早い事実調べ・再審開始を!」「再審法の改正を」「インク資料の鑑定人尋問を」「石川さんは無実、公平公正な裁判を」等と家令裁判長に
「1974年10月31日の寺尾判決から50年、当時私は小学生だった」との参加者の発言に、私もその当時を思い出した。その日は、支部の仲間とともに日比谷集会に参加していた。当時2歳の子どもを連れて、早朝に女性部でつくったおにぎりを配っていた。部落問題の本も読んでいたという寺尾裁判長は無罪判決を出すと思っていたが、期待を裏切って無期懲役の有罪判決!怒りが収まらなかった。あれから50年、30代だった石川さんは今年86歳、なんとしても石川さんが元気なうちに、再審を勝ち取らねばならない。今年こそ、再審開始だ!と参加者全員で確認し、スタンディングを終了。
(都連女性部)