第3回東日本の同和教育情報交換会が1月24日、台東区立上野区民館で開催され31人が参加した。この情報交換会は部落解放同盟関東甲信越地方協議会、全国人権・同和教育研究協議会東日本ブロック、東日本部落解放研究所三者の主催。
開会あいさつでは関東ブロック議長の片岡明幸さんが「関東で同和教育を復活させるために関東で40年ぶりに行われる全国人権・同和教育研究大会を全面的に応援していきたい」と述べた。続いて来賓の全国人権教育研究協議会副理事長の濱喜代巳さんから「今年、さいたま市文化センター大ホールを全体会場にして11月28日・29日に行われる第77回全国人権・同和教育研究大会の成功に向けてご支援をお願いします」とあいさつが行われた。
次に埼玉県人権教育研究協議会の石川享助さんが「埼玉の同和教育実践の取組みと課題」を報告。続いて埼玉県人教、朝霞私立朝霞第三中学校の宮崎晋さんの報告がおこなわれた。宮崎さんは「初任校で埼人教と出会い、石川享助さんと出会い、狭山事件・石川一雄さんとの出会いで大きく自分が変わってきたこと」などの報告をされた。
次に新潟県同和教育研究協議会事務局次長の横田美紀子さんから上越市立東本町小学校の教育実践の報告が行われた。東本町小学校は48年間にわたって同和教育を中心とした教育活動を推進している。本校で大切にしていることはまず、教員が学ばないと、子どもたちに伝えられないことである。学校で計画した研修だけではなく、子どもたちと一緒に考えたいこと、授業したい人権課題について自主的に学びに出かけている教員が大勢いる。
また、本校では「と畜の仕事に関する授業」を毎年5年生でおこない同和教育に位置づけている。その始まりは東京のお肉の情報館で栃木裕さん(当時、全芝浦屠場労組委員長)をはじめ多くの職員との出会いと交流からであったことなどが具体的に報告された。
各地の同和教育の現状と課題を明らかにし、各地の実践報告に学びながら東日本の同和教育の展望を切り拓いていく有意義な情報交換会であった。
