記念講演と7つの分科会が行なわれた 部落解放第68回全国女性集会



第68回全国女性集会

 部落解放第68回全国女性集会が、2025年5月17日~18日に鳥取県鳥取市「とりぎん文化会館」他で開催され28都府県連679人が参加した。東京からは共闘や行政を含め17人が参加した。

 オープニングでは、円通寺人形芝居保存会による人形芝居が上演された。お囃子と歌に合わせて大きく舞う人形が特徴で、見ごたえがあった。

 集会に先立ち、石川一雄さんを偲んで黙とうを行った。開会行事では、主催者を代表して西島藤彦中央執行委員長が、地元からは、津川俊仁鳥取県連委員長があいさつをした。また、亀井一賀鳥取県副知事と深澤義彦鳥取市長から来賓あいさつをいただいた。石川早智子さんから狭山アピールがあった。

 記念講演は「部落女性の声を国連に」と題して、山﨑鈴子中央執行副委員長と中田理恵子中央女性運動部員が国連でのロビー活動の報告をした。

 分科会は「解放運動入門」「狭山」「差別糾弾」「文化活動」「保育・教育」「共同闘争」「人権のまちづくり」の7つに分かれて、各都府県連からの活動報告と意見交換が行われた。会場から次々と発言が出て、活発な論議ができた。

 夜には交流会を行い、都連参加者全員が自己紹介と狭山との関わりを話し、交流が深まった。(都連女性部)