狭山第4次再審闘争を組織をあげて闘おう
部落解放同盟東京都連合会 第66回定期大会 



都連第66回定期大会

 都連は、2025年6月1日に第66回定期大会を台東区民会館で開催し、各支部から代議員など85人が参加した。

 藤本忠義執行委員の司会で開会し、大会議長として荒川支部の山岸美幸さん、葛飾支部の松島幸洋さんが選任された。議事は川口弘志都連青年部長の水平社宣言朗読から始まり、主催者あいさつに続き、来賓あいさつをいただいた。

 飯塚康浩委員長は、あいさつの冒頭で3月11日に逝去した石川一雄さんに黙とうをささげ「狭山第4次再審闘争を、組織をあげて闘おう。戦後80年の節目の年だが、世界で戦争が起こり、日本も憲法改悪して戦争する国に向かおうとしている。戦争を許さない取り組みを強めよう。6月の都議選、7月の参院選で、人権確立に取り組む議員を当選させるよう協力を」と呼びかけた。

 大会では、2024年度一般活動報告、財務報告、財務監査報告、規律委員会報告、2025年度一般運動方針、予算、役員選考委員会報告が提案、承認された。

 具体的には、「部落解放・人権確立」「狭山再審闘争勝利」「差別糾弾闘争強化」など7項目の課題別方針が承認された。

 あいさつをいただいた来賓は以下のとおり。

 赤井隆史部落解放同盟中央本部書記長、臼井敏男部落解放・人権政策確立要求東京実行委員会会長、若林和彦東京都総務局人権部長、吉住健一特別区長会会長・新宿区長、中條貴仁狭山東京実行委員会・東京平和運動センター事務局長、服部雅幸東京人権啓発企業連絡会理事長、加藤雅之都議会議員・都議会公明党副幹事長、風間ゆたか都議会議員・都議会立憲民主党政務調査会副会長、くしぶち万里衆議院議員・れいわ新選組共同代表