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石川さん国連で訴え
様々なえん罪の課題を共有して
再審の流れをつくりだそう
狭山事件の再審を求める市民集会
狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会は10月31日、「狭山事件の再審を求める市民集会〜無実の叫び45年・今こそえん罪なくす司法民主化を」を日本教育会館でひらき、都連同盟員をはじめ全国から解放同盟員、住民の会、労働組合、共闘関係者、市民など1000人が参加した。
第1部「第三次再審における新証拠 寺尾判決は崩れた」では、組坂委員長があいさつ、石川一雄さん石川早智子さんが支援の訴えとお礼を述べ、一雄さんが10月12日スイス・ジュネーブでひらかれた国連・規約人権委員会で狭山事件の真相と無実を訴ったえたことを報告した。狭山弁護団報告では中山主任弁護人、中北事務局長が弁護団の活動と新証拠の説明がされた。中山主任弁護人は9月11日の東京高裁・門野裁判長との面会で、鑑定人尋問などの事実調べ、東京高検の証拠開示、検察、高裁、弁護団との三者協議を要請したことを報告した。松岡書記長が基調提案をおこない、様々なえん罪事件の課題を学び共有しながら再審の流れを作ることや司法の民主化と連動して地域で取り組みを広げようと提起した。
第2部シンポジウム「こうしてウソの自白はつくられるー志布志・氷見・狭山をつなぐえん罪の構図」では、鎌田慧事務局長が司会をし、志布志事件、氷見事件、狭山事件のえん罪当事者が「なぜ、ウソの自白に追い込まれたか」警察の手口も含めて、それぞれの体験や想いを語った。また、えん罪をなくすには取り調べ段階の可視化が不可欠であると訴えた。
集会後は銀座、池袋、新宿、渋谷で狭山事件のビラなどを配布した。
(2008.12/04)
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