ダリットの子どもへの就学支援を
インド子ども人権基金第2回総会

インド子ども人権基金第2回総会
 NPO法人インド子ども人権基金(長谷川三郎理事長)は7月6日、第2回総会を東京人権プラザでひらいた。長谷川理事長が開会あいさつをおこない、議長に松浦利貞副理事長が選任された。2007年度事業報告を水野松男理事、収支決算報告を長谷川三郎理事長、会計監査報告を西田久監事がおこない承認された。また、2008年度事業計画案、予算案も承認された。そして、議事録署名人に押田五郎理事と松永公爾さんが選任され承認された。最後に、閉会あいさつで松本康城副理事長が会員の拡大を呼びかけた。
 活動としては2007年度は、基金の里親制度によって11人のダリットの里子の就学支援がおこなわれ、2008年度はこれに加えて9人、総計20人の里子の就学支援がおこなわれる。特に、今年度は清掃・人権交流会が支援するナリクラバー(先住民族)の子どもも里子に加わることになった。現在、こうした就学支援の基盤確立に向けて、会員・里親の拡大、活動募金、里親との協力関係の強化なども課題となっている。

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