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「非正規雇用と人権」を集会テーマに
 第14回就職差別撤廃東京集会へ参加を

 


      昨年の第13回就職差別撤廃集会

就職差別撤廃集会 あらゆる雇用の場で就職差別をなくし公正な採用選考の確立を目的に、就職差別撤廃東京集会実行委員会は6月7日(金)13時30分から豊島公会堂で第14回就職差別撤廃東京集会をひらく。参加費は1000円。
 東京では、2013年4月から公正採用選考人権啓発推進員制度が改定され、これまで厚労省の勧奨で100人以上での選任とされてきたが、50人以上の企業で推進員を選任する事になった。これにより制度の社会的広がりとともに、企業の社会的責任における労働と人権の取り組みがこれまで以上に重要になっている。
 今回の集会テーマは「非正規雇用と人権」とし、非正規雇用と社会的差別の実態を踏まえつつ、雇用と人権、公正採用選考の課題を考える。
 集会では、炭谷茂・実行委員長(社会福祉法人恩賜財団済生会 理事長)が「同和地区と不安定就労問題」とのテーマで不安定就労と社会的差別の実態について報告し、林雅彦ILO駐日事務所次長からは「ディーセント・ワークと労働CSR」 とのテーマで、グローバルな視点から雇用と人権についてお話しいただく。また、 後藤友幸・東京労働局職業安定部職業対策課長補佐からは「新規学校卒業者を取り巻く採用選考の現状と課題」とのテーマで労働行政と公正採用選考の取り組みと課題について報告を受ける。東京都同和教育研究協議会の岩崎貴子さんからは「高校生の進路保障の現状と課題」とのテーマで学校現場と公正採用選考の課題をお話しいただく予定である。
 この集会を公正採用選考人権啓発推進員の研修としてご活用していただくために広く積極的な参加を呼びかける。

 

部落解放同盟東京都連合会
http://www.asahi-net.or.jp/~mg5s-hsgw/