発信日02年4月19日、通算第17号

　　　　　　　　　

今話題の「仙台筋弛緩剤点滴混入事件」と「狭山事件」を取り上げて研究集会をひらきます

　11月20日、東京都内で冤罪と人権を考える研究集会をひらきます。
　これは、毎年この時期に開いてきた部落解放東京都研究集会の分科会として開催するものです。
　研究集会分科会のテーマは、ずばり「鑑定と真実―人権無視の自白偏重捜査がもたらすもの」
　今話題の「仙台筋弛緩剤点滴混入事件」と「狭山事件」を取り上げます。内容は下記の通りです。ぜひご参加ください。

　「仙台筋弛緩剤点滴混入事件」とは?
　　http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kinnsikannjikenn.htm
　　http://www.akashi.co.jp/news/news_bokuhayattenai/news_bokuhayattenai.htm

　研究集会分科会
　《日程》
　　2002年11月20日　17時30分開場、18時開始、20時30分頃終了
　《参加費》
　　1人3000円（当日14時からはじまる研究集会全体通しての参加費となっています）
　《会場》
　　東京都人権プラザ・3Fホール兼視聴覚室（東京都台東区橋場1-1-6）―定員120人
　《分科会の内容とタイムテーブル》
　　講演1　「仙台筋弛緩剤点滴混入事件の真相」〈仮〉（1時間）
　　　講師：阿部泰雄弁護士（「仙台筋弛緩剤点滴混入事件」弁護団長）
　　講演2　「狭山事件―『斎藤指紋鑑定』は何を明らかにしたか」〈仮〉（1時間）
　　　講師：斎藤保指紋鑑定士（狭山事件鑑定人）
　　　　※当日実際に指紋検出実験もしていただく予定です。
　　質疑討論、会場発言（30分）
　《問い合わせ先・チケット購入申込先》
　　部落解放東京都研究集会実行委員会・事務局
　　東京都台東区今戸2-8-5　部落解放同盟東京都連合会気付（担当：水野）
　　TEL.03-3874-7311、FAX.03-3874-7313
　　E-mail　mg5s-hsgw＠asahi-net.or.jp
　《研究集会のホームページ》
　　http://www.asahi-net.or.jp/~mg5s-hsgw/34thblhr/

　　　　　　　

斎藤保指紋鑑定士（狭山事件鑑定人）が、「冤罪発生のメカニズム」にせまる論考を公表中

　上記研究集会分科会でも講演していただく予定の斎藤保指紋鑑定士が、ご自身のホームページで「冤罪発生のメカニズム」にせまる論考を公表中です。刑事事件捜査の実際を熟知した専門家ならではの見解となっています。ご自身によれば、これからも手を加えていくので意見や感想などもメールや手紙などで聞かせてほしい。とのことでした。ぜひご一読を。

　冤罪はなぜ起きるのか(現行刑事訴訟法の欠陥)
　http://www.kanshiki.com/took1.html
　斎藤指紋鑑定事務所ホームページ
　http://www.kanshiki.com/