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狭山第三次再審請求
東京高検36点の証拠を開示!
2010年5月13日、東京高裁で開かれた三者協議で、東京高検は36点の証拠を開示した。<開示証拠一覧>
これは、昨年12月の三者協議で東京高裁門野裁判長から、開示勧告されたことを受けて行われたもの。
開示された証拠は、犯行現場とされる雑木林のすぐ傍で農作業をしていたOさんの証言に関する調査書類、筆跡に関する資料、取調べ状況に関する捜査報告書、石川さんを取り調べた録音テープなど。弁護団の強い要求であり、門野裁判長からも勧告されていた「血痕反応検査報告書」は「不見当」として開示されなかった。
三者協議後の霞が関の司法記者クラブで会見した石川さんは「開示されていない証拠もあり、一日も早く証拠を出してほしい」と訴えた。弁護団は「今回の開示は大きな前進だが、弁護団がまだ把握していない証拠を検察側が隠している可能性がある」と指摘。今後も証拠開示を求めていくとしている。
これまで狭山弁護団の度重なる証拠開示要求に対し、一切応じてこなかった東京高検に、今回三者協議を経て36点にわたる証拠を開示されたことの意義は大きい。
今回の証拠開示を、再審開始の第1歩と位置づけ、運動を強めていかねばならない。
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