「ホームレス三国人エタの町台東区 23区最底の区」、こういう悪質な内容の差別落書が2001年12月20日、今度は台東区内の公園で発見されました。見つかった場所は台東区立松葉公園(台東区松が谷1丁目)です。
落書きを発見したのは、台東区環境清掃部の職員でした。午前9時頃に不法投棄の点検のため区内の公園を巡回している途中、松葉公園内の白壁のオブジェに差別落書が書かれているのを発見して台東区に通報しました。
在日朝鮮人・韓国人、路上生活者も差別
差別落書は白壁にマジックで横80センチくらいの大きさで2行にわたって書かれた比較的新しいものです。この差別落書きを書いた差別者の脳裏には、きっと台東区内に被差別部落が存在していることがあったと考えられます。また、「三国人」は在日韓国・朝鮮人に対する差別語であり、路上生活者と在日韓国・朝鮮人に対しても部落と同様に差別の対象としている極めて悪質なものです。
2001.12/20