日本橋郵便局管内の郵便ポスト2カ所で、10月27日に差別落書が発見されました。発見したのは郵便局の職員で、東京郵政局人権啓発室を通じて部落解放同盟東京都連合会に連絡がありました。
差別落書の内容は「エタ」「東京中央 エタ バカ(ママ)」など悪質なものです(内1カ所の左写真が左)。
都内の郵便ポストに差別落書きがされたケースは、97年2月に荒川区内で大量に見つかった「荒川区内大量差別落書き事件」など、これまでにも何度か確認されています。トイレのボックスなどと違い、極めてひと目につきやすい所だけに、これ見よがしに差別をばらまく悪質な意図がうかがわれます。卑劣な差別であり断じて許すことはできません。
都内では昨年も八王子市で卑劣な差別落書がありました。墨田区でも部落民への殺人を煽動する悪質な差別張り紙事件が発生しています。また、東京都食肉市場でも悪質な連続差別投書がおきました。今悪質な確信犯による差別落書・張り紙などによる差別煽動があいついでいます。
2001.10/27