「エタハシネ」という悪質な差別落書が2002年12月20日、千代田区内にある大企業A社のビルで発見されました。落書きがあった場所は、同社ビル10Fの男子トイレ個室内壁です。社員が発見し、同社から都連に連絡がありました。
実はこのA社では、「エタヲコロセ」という差別落書が2000年2月29日に、また「えたはしね」という差別落書が同年6月26日に発見されています。この2つの落書きがあったのは、今回のビルとは別のビルですが、使われている文言や落書きの形式はほぼ同一です。ただちに同一犯と断定することはできませんが、相互に何らかの関連を持った事件であることは十分に推定できます。
2002.12/20