部落解放・人権政策確立要求
東京実行委員会2010年総会をひらく
今国会で人権侵害救済法制定に向け
国会議員署名を推進し要請の強化へ
部落解放・人権政策確立要求東京実行委員会2010年総会が4月5日、衆議院第二議員会館第一会議において開催され約80人が参加した。
総会では、主催者挨拶(鐘ヶ江会長)のあと、衆参国会議員の来賓挨拶を受け、活動報告・活動方針案・役員案を審議し可決した。
可決された活動方針は、第一に今国会で人権侵害救済法を勝ち取ること。そのために「法制定」に反対する国権主義、民族排外主義が台頭しつつある中、強まる差別の現実を踏まえた「法制定」の必要性を訴え、署名運動や要請行動を通じてその世論を拡大していくことの重要性が確認された。第二に、東京都に対して「東京都人権施策推進指針」の今日的見直しを計らせること。本年は「東京都人権施策推進指針」策定から10年目であるが、この間、被差別当事者団体と差別や人権侵害の現状や人権施策の進捗状況等について一度も意見交換さえされていない現実があり、被差別当事者の参画のもと国内外の人権状況の変化を踏まえた今日的見直しが必要であることが確認された。
新役員および来賓
(新役員)会長:鐘ヶ江晴彦 副会長:山岡尚哉(人企連)、岡田宗彦(同宗連)、岩田明夫(都同教)、長谷川三郎(都連) 事務局長:鈴木信孝(都連)、理事:藤本忠義(都連)、藤澤靖介(東日本研)、杉浦賢次(連合東京)、上村時彦(地公労)、萩原剛(人企連)、椎名久典(同宗連)、布施由女(女性会議) 団体名は略称を使用させていただいています。
(来賓国会議員)衆議院議員 中山義活、海江田万里、小宮山洋子、平山泰朗、早川久美子、山花郁夫、渡辺浩一郎、石毛暎子、(代理出席川島智太郎、木村たけつか)参議院議員:小川敏夫、敬称略