東京は「狭山」「共同闘争」の分科会で報告
部落解放第67回全国女性集会



部落解放第67回全国女性集会

 部落解放第67回全国女性集会が、5月18日~19日に群馬県高崎市「Gメッセ群馬」で開催され29都府県連965人が参加した。東京からは共闘や行政を含め53人が参加した。関東全体で集会の準備を進めており、関ブロ女性部連絡会では皮革タッセルを手作りして、参加者へ配布した。

 開会に先立ち、関ブロ女性部連絡会が朗読劇を上演した。都連女性部も「差別裁判うちくだこう」の手話歌を披露した。

 開会行事では、主催者を代表して山崎鈴子中央執行副委員長があいさつをした。交通機関の遅延で遅れていた西島藤彦中央執行委員長からも、到着後あいさつがあった。地元からは、平井豊群馬県連委員長が歓迎あいさつをした。また、山本一太群馬県知事と富岡賢治高崎市長から来賓あいさつをいただいた。石川一雄さん、早智子さんからは、「元気なうちに無罪判決を」と支援を訴えるアピールがあった。

 記念講演は、「阪本数枝にみる水平社とジェンダー」と題して、水平社博物館学芸員の佐々木健太郎さんが講演をした。

 分科会は「部落解放運動入門」「狭山闘争」「差別糾弾闘争」「文化活動」「保育・教育」「共同闘争」「人権のまちづくり」の7つに分かれて、各都府県連からの活動報告と意見交換が行われた。東京は「狭山」と「共同闘争」分科会で報告を出した。会場から次々と発言が出て、活発な論議ができた。

 全国の女性たちと交流し、取り組みを学び合うことができ、非常に意義のある集会だった。往き帰りのバスでは、全員が自己紹介と集会の感想を話し、東京都連内部の交流も深まった。(都連女性部)

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