公益社団法人東京部落解放研究所第13回総会が5月26日、台東区民会館9階特別会議室・大にて開催された。団体会員として登録された19団体のうち17団体27人が参加した。
総会では、議長に選出された長谷川三郎・理事長から総会が成立している旨の報告があり、全体で確認された。近藤登志一・常務理事から、2023年度事業報告として、「全国部落調査・復刻版」出版、ウェブサイトへの掲載等悪質な差別事件について研究、相次ぐ戸籍謄本等不正取得事件の資料収集とその分析の実施、「すいへい東京」(第58号)の発行と会員への頒布および配布、解放セミナー、第9回部落問題東京講座(5月)、部落解放・人権文化フォーラム2023(11月)開催の実施、各地域や職場での学習会や企業・行政の研修等への講師派遣などについて報告された。続いて、2023年度決算報告、監査報告が行なわれた後、これらの議案について承認された。
最後に、長谷川信康・副理事長が閉会の挨拶を行なった後、閉会となった。