人権政策確立、狭山闘争勝利などの方針案が承認
都連第64回定期大会



部落解放同盟東京都連合会 第64回定期大会

 都連は第64回定期大会を5月7日、台東区民会館で開催し、役員と各支部代議員あわせて約100人が参加した。  大会は堀共闘部長の司会で開会し、大会を進行する議長として岩永ひろ子さん(品川支部)、深川紀子さん(台東支部)が選任された。議事は、川口青年部長の水平社宣言朗読から始まり、主催者挨拶、下記の来賓から挨拶をいただいた。  飯塚委員長は主催者挨拶で「人権の法制度の確立にむけた取り組みが、これからの解放運動にとって最大の闘争課題だ。狭山事件は最大の山場を迎えており、万年筆インクの鑑定と11人の鑑定人の証人尋問を求める署名は50万筆以上も集まっている。この力をさらに広げてなんとしても石川一雄さんの完全無罪を勝ち取らなければいけない。部落完全解放に向けて一致団結して取り組んでいこう」と呼びかけた。  議案審議では、2022年一般活動報告、財務報告、財務監査報告、規律委員会報告、2023年度一般運動方針案、予算案、役員選考委員会報告などがそれぞれ提案、承認され、2023年度を闘う方針と新たな執行体制が確立された。  大会では、部落解放・人権政策の確立、狭山第3次再審闘争の勝利、復刻版裁判控訴審闘争の勝利など7項目の課題別方針が承認された。  挨拶を頂いた来賓は以下の通り。 片岡明幸部落解放同盟中央執行副委員長、臼井敏男部落解放・人権政策確立要求東京実行委員会会長、住野英進・東京都総務局人権部人権部長、武井雅昭・特別区長会副会長・港区長、中條貴仁・狭山東京実行委員会・東京平和運動センター議長、服部雅幸・東京人権啓発企業連絡会理事長、伊地智恭子・社会民主党東京都連合幹事長

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