事業報告・決算報告などが承認
東京部落解放研究所第12回総会



 公益社団法人東京部落解放研究所第12回総会が5月27日、台東区民会館9階の特別会議室・特で開催された。本年度から団体会員として登録された18団体のうち15団体2人(委任状4)が参加した。

 総会冒頭、議長に選出された長谷川三郎理事長から総会が成立している旨の報告があり、全体で確認された。

 近藤登志一常務理事から、2022年度事業報告として、「全国部落調査・復刻版」の出版、ウェブサイトへの掲載等悪質な差別事件について研究、相次ぐ戸籍謄本等不正取得事件の資料収集とその分析の実施、「すいへい東京」(第57号)の発行、山本志都弁護士による講演会(5月)、第8回部落問題東京講座、部落解放・人権文化フォーラム2022、解放セミナー(3月)のオンライン開催の実施等について説明が行なわれた。

 続いて2022年度決算報告が行なわれ、これを受けて「適正に処理されたことが認められる」とする監査報告が牧坂秀敏監事から行なわれた。これらの議案について全員異議なく承認された。

 最後に、長谷川信康副理事長が閉会の挨拶を行なった。

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