60年もの長きにわたり石川一雄さんは無実を叫んでいます。
石川さんは、1963年5月、埼玉県狭山市で起きた女子高校生誘拐殺害事件の犯人とされてしまいました。
警察は被差別部落出身の石川さんを一ヶ月にわたり留置場で取り調べ、ウソの自白をさせ「石川犯人」をデッチあげました。地域住民の「あんなことをするのは部落民にちがいない」という差別意識やマスコミの差別報道の中で冤罪が生みだされてしまったのです。
現在裁判は2006年5月に第三次再審請求をし、2009年9月に第1回三者協議(裁判所、検察官、弁護団)」が行なわれ、今年1月には第53回の三者協議が行なわれました。この間190点を超える証拠が開示されるも再審開始にはいたっていません。
「ネット・部落差別を考える会」と部落解放同盟国立支部は、石川さんの無罪を訴え、歩く。知る。冤罪「狭山事件」と呼びかけて、4月1日に狭山フィールドワークを企画しました。3月21日には事前学習会も予定しています。広く参加を呼びかけたいと思います。
(国立支部)
4・1「狭山事件」現地フィールドワーク
日時 4月1日12時狭山市駅改札口前集合
参加費 500円
申し込み (FAX)042・575・3201宮瀧まで
(住所・氏名・連絡先必須)