関東大震災から100年、差別は今も続いている
虐殺犠牲者追悼と責任追及の集会



関東大震災100年 朝鮮人虐殺犠牲者追悼と責任追及の集会

 9月1日、1000人近くの参加で「関東大震災100年 朝鮮人虐殺犠牲者追悼と責任追及の集会」が銀座ブロッサムで開かれた。「フォーラム平和・人権・環境」など約40団体の実行委が企画・主催。

 黙とうの後、南昇佑朝鮮総連副委員長に続いて、保坂正仁・日朝友好促進東京議員連絡会共同代表が「事実をなかったことにしようという発言、臭いものにふたという発想は許す訳にはいかない。その差別は今も続いている」と主催者挨拶を行なった。

 近藤昭一衆議院議員(立民)、イ・ホンジョン6・15南側委員会議長の連帯挨拶、藤本泰成平和フォーラム共同代表の問題提起、尹峰豪さんの遺族からの証言、東京朝鮮中高級学校生による訴えと独唱、ユン・ミヒャン韓国国会議員(無所属)、キム・スボク6・15米国委員会委員長の発言、追悼詩と独唱があり、「実行委員会の訴え」と「関東大震災・朝鮮人虐殺から100年の政府要請書」を採択して終了した。

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