「関東大震災100年 朝鮮人虐殺犠牲者追悼と責任追及の国際シンポジウム」が連合会館で9月2日に開催された。「フォーラム平和・人権・環境」など約40団体の実行委員会の企画・主催。
シンポジウムは、「関東大震災時の朝鮮人否定論の諸問題」として鄭栄桓明治学院大学教授、「在日朝鮮人運動による関東大震災朝鮮人虐殺の真相究明・責任追及」として鄭栄寿朝鮮大学校講師、「二つの国の作家が観た関東大震災と朝鮮人虐殺」として金應教淑明女子大学教授、イ・ジニアメリカのイースタン・イリノイ大学教授による「米国における虐殺否定論(ラムザイヤー論文)とジェノサイドへの対応」、前田朗東京造形大名誉教授から「国際法から見た関東大震災ジェノサイド」としてそれぞれ報告があった。続いて、佐野道夫東京純心大教授のコーディネートによるシンポジウムを開始。報告者からは「関東大震災時の朝鮮人虐殺は歴史的事実、虐殺否定・懐疑論を許してはならないと」発言し、シンポジウムを終了した。