選挙や狭山再審の闘いなどを課題に
自治労都本部と都連の意見交換会



自治労都本部と都連の意見交換会

 自治労都本部と都連の意見交換会が6月29日、東京解放会館で開催された。

 自治労都本部からは、統一地方選挙は厳しい結果だったが、都連推薦のうち6名が当選した。落選候補でも100票以内の差で惜敗した人もいた。

 また、選挙で排外的な主張をする政党が伸びているので警戒が必要。人権を守る取り組みについては、狭山第3次再審請求において事実調べを行なうことを求める署名の取り組み、相模原市の「人権施策審議会の先進的な答申を反映させた反差別条例」の制定を求める請願署名の取り組み等が報告された。

 都連からは、統一地方選において、自治労都本部同様、差別・排外的な勢力が伸びている事の懸念、昨年の部落解放・人権文化フォーラムの取り組み、署名活動をはじめ狭山第三次再審の取り組みのお礼を述べた。

 また、都に対しての政策要求として「東京都人権尊重条例」を「あらゆる差別禁止」を明確にした条例に改正、統一応募用紙から「性別欄」の削除、ネット上の差別についてプロバイダー・SNS事業者に啓発の実施を要請すると報告した。

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