狭山再審の闘いと署名活動への協力を提起
東京同宗連との交流懇談会



東京同宗連との交流懇談会

 3月17日、日本聖公会聖アンデレ教会において、部落解放同盟東京都連合会と同和問題にとりくむ宗教教団東京地区連帯会議との第24回交流懇談会が開催された。都連からは三役、執行委員等8名、東京同宗連からは加盟教団代表者、担当者等19名が出席した。

 本会は東京同宗連の北村智史事務局長の司会により進行した。開会にあたり、最初に東京同宗連の真鍋孝幸議長が挨拶を行ない、都連からは、飯塚康浩執行委員長が挨拶を行なった。その後、各参加者から自己紹介等を行ない、東京同宗連からの活動報告を北村事務局長が行なった。

 都連からは問題提起として近藤登志一書記長が狭山第3次再審闘争の現状と運動課題について、重要局面にある鑑定人尋問の早期実現に向けたオンライン署名を含め署名活動への積極的な取組みへ協力要請を行なった。また、狭山弁護団が求める石川一雄さんの無実を明らかにする11点の鑑定について説明を行なった。さらに、関東大震災100年にあたる中、朝鮮人大虐殺と在日コリアン差別等を課題に開催する解放セミナーへの参加を要請した。提起後には、出席者から活発な質疑応答がなされた。

 コロナ禍の中、様々な取組がオンライン開催となってきた中、対面での開催として部落解放運動の前進とそれぞれの取組活動、部落差別撤廃へ向けた情報共有を図ることが出来た。

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