部落解放同盟東京都連合会第63回定期大会が5月7日、台東区民会館にて開催された。

　大会は飯塚副委員長の司会で開会し、大会を進行する議長として松島さん（葛飾支部）、亀ヶ谷さん（墨田支部）が選任された。議事は、川口青年部長の水平社宣言朗読から始まり、委員長挨拶、祝電披露がされた。

　委員長挨拶で藤本委員長は「全国水平社創立100周年の節目として、部落解放運動100年の歩みを振り返り、成果・課題を明らかにし、今後の都連運動発展のための方針を確認していこう」と話された。また、本大会を持って委員長を退任することを表明した。

　議案審議では、2021年度一般活動報告、財務報告、財務監査報告、規律委員会報告、2022年度一般運動方針案、予算案、役員選考委員会報告などがそれぞれ提案、承認され、2022年度における闘いの方針と新たな執行体制が確立された。

　役員選考委員会報告では、委員長・飯塚康浩、副委員長・大西聡、書記長・近藤登志一、財務・金田久永などの新執行体制が提案、承認された。

　大会では、部落解放・人権政策の確立、狭山第3次再審闘争の勝利、復刻版裁判控訴審闘争の勝利など8項目の課題別方針が承認された。

祝電

　組坂繁之部落解放同盟中央本部執行委員長、谷川雅彦一般社団法人部落解放・人権研究所代表理事、山﨑孝明特別区長会会長・江東区長、川上秀一東京都総務局理事、三枝健二公益財団法人東京都人権啓発センター理事長、長妻昭立憲民主党東京都総支部連合会会長、青山秀雄社会民主党東京都連合代表、服部雅幸東京人権啓発企業連絡会理事長、長谷川岱潤「同和問題」にとりくむ宗教教団東京地区連帯会議議長、杉浦賢次日本労働組合総連合会東京都連合会会長、染裕之全日本自治団体労働組合東京都本部中央執行委員長、山崎克治全水道東京水道労働組合中央執行委員長、小田正道東京都公立学校教職員組合執行委員長、富崎豊和東京都高等学校教職員組合執行委員長、福田智東京交通労働組合執行委員長、ℓ女性会議東京都本部、梁炳龍在日韓国民主統一連合東京本部代表、保坂まさひろ都民ファーストの会東京都議団・東京都議会議員、鬼木まこと立憲民主党参議院比例第15総支部長。