3年ぶりに交流会を実施
都連と人企連が交流会



 都連と東京人権啓発企業連絡会の交流会が9月8日、オンラインで行なわれ、東京人企連から32人、都連から14人が参加した。

 はじめに、東京人企連の服部理事長が「1988年から継続しているこの交流会をオンライン上ではあるが3年ぶりに行なえて嬉しく思う。本日の交流会の内容を、これからの活動に役立てていきたい」と挨拶、都連からは飯塚委員長が「水平社100周年を迎えたが、依然として部落差別が後を絶たない状況にある。本日はこの課題について一緒に考え、取り組んでいきたい」と挨拶をした。

 参加者の自己紹介後、東京人企連の1~9グループ各理事から活動内容の紹介が行なわれ、担当事業やグループで取り組んでいる研修研究活動のテーマとその活動状況などを紹介した。

 続いて、都連の運動内容の紹介では、飯塚委員長が「部落解放運動と私の歩み~今後の取り組みに向けて」と題して、生まれ育ちから部落解放運動との出会い、今後の部落解放運動への思いなどについて話された。また、当面する取り組み課題として、「部落探訪」などネット上のアウティング等の差別扇動による被害者救済の法整備、「全国部落調査復刻版裁判控訴審」において「差別されない権利」を裁判所に認めさせることが重要であり、部落差別解消の取り組みに今後もご協力をお願いしたいと訴えた。

 その後、意見交換を行ない、終了した。

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