25年目の清掃・狭山現調
狭山現地調査に36人が参加



2年ぶりに富士見集会所であいさつをする石川一雄さん

 10月17日、25年連続となる東京清掃労組と清掃・人権交流会の狭山現地調査が行なわれた。コロナ禍にあってほとんどの狭山現調が中止を余儀なくされている中で、私たちの現調は途切れることなく実施することができた。

 今年も清掃の若手が多数参加してくれ、また現地で勉強したくてうずうずしていた市民の方の参加も多く、参加者は36名。しかも初めて現調に参加した人が半数の18名で、うれしいことだ。

 小雨が降る中を、なんと石川一雄さん、早智子さんが駆けつけてくれ、しかもしっかりあいさつをしていただくハプニング。一雄さんが富士見集会所であいさつをするのは2年ぶりとのことで、興奮気味に語る一雄さんのお元気な姿に参加者一同感激した。お二人からは、いよいよ本当の山場にさしかかった第3次再審を勝ち取る力強い決意が述べられた。

 都連の近藤さんから狭山闘争の経過と到達点が詳細に述べられ、差し迫った行動提起がされた後、2班に分かれて現地調査に出発。雨の上がった狭山の地で石川さんの無実をみんなで確認することができた。

(清掃・人権交流会 押田五郎)

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