戦災の被害救済を
台東下町反戦の集い実行委員会



区内の追悼碑めぐり

部落解放同盟台東支部も参加している台東下町反戦の集い実行委員会は、東京大空襲から75年目となる今年3月10日、 台東下町反戦の24年目の取り組みとして、区内の追悼碑めぐりを行いました。例年は空襲犠牲者追悼集会を開催していますが、本年は新型コロナウイルス感染防止のため延期しました。当日はあいにくの雨でしたが、参加者17人、子どもたちの参加もありました。浅草寺・平和地蔵尊、言問橋西詰・東京大空襲犠牲者追悼碑、本龍寺・戦災慰霊碑、今戸延命地蔵尊を視察しました。弾左衛門ゆかりの本龍寺をはじめ今戸地域もめぐりました。今戸周辺は、関東大震災・東京大空襲と2度にわたって壊滅的な被災を受けました。しかし、部落差別は焼け尽くされることなく根強く残っています。差別は自然解消するものではありません。部落解放同盟の推進する人権施策の推進の必要性を改めて強く認識させられました。

また、空襲によって肉体的・精神的被害を受けた民間の戦災被害者に対する補償・援護策は未だに措置されていません。民間の戦災被害者に対する差別なき救済立法が求められています。

(「東京交通労働組合浅草橋支部茅切秀也」)

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