連続講座で争点訴え
琉球人遺骨返還訴訟の原告が



2020連続講座 先住民族の遺骨を返せ!~琉球民族とアイヌ民族の訴え~琉球民族遺骨返還請求訴訟の争点

 「2020連続講座 先住民族の遺骨を返せ!~琉球民族とアイヌ民族の訴え~琉球民族遺骨返還請求訴訟の争点」が11月1日、渋谷区立勤労福祉会館でひらかれ、35人の参加があった。主催は琉球人遺骨返還訴訟を支える会/関東。

 集会は青木初子さん(品川支部)の司会、大仲尊さんの開会挨拶で開始された。

 大仲さんは71年の刑事裁判で被告が沖縄語での供述を求めたが、通訳付きでも拒否された事があった。そのようにヤマトは琉球の先住民族性を否定してきたと話した。

 松島泰勝龍谷大教授が「琉球民族遺骨返還請求訴訟の争点」として講演した。松島教授は「京大の研究者は、祭祀継承者がはっきりしているのに遺骨に敬意を払ってない。琉球を研究対象としか見ていない」と指摘した。

 続いて、都連の堀共闘部長が「この問題は日本における先住民族への偏見と差別の問題である。解放同盟も共に連帯して闘う」と挨拶をした。

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