海上自衛隊護衛艦「たかなみ」の派遣に反対する現地行動

 中東に向け出港した海上自衛隊護衛艦「たかなみ」の派遣に反対する現地行動が出航前日の2月1日と当日の2日に行なわれた。

 1日は「海外派兵に道を開く自衛隊派遣に反対!日米軍事演習反対!海自護衛艦「たかなみ」の中東派遣、即時中止を求める緊急横須賀行動」が行なわれた。主催は神奈川平和運動センター、三浦半島地区労センター、共催は平和フォーラム、平和センター関東ブロック連絡会で、ヴェルニー公園に330人の参加で開催された。

 集会では、神奈川平和運動センター代表の福田護弁護士、平和フォーラムの北村智之副事務局長、平和センター関東ブロック代表の持田明彦埼玉平和運動センター議長、社民党の福島みずほ参議院議員、高田健戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表が発言した。

 続いて現地報告としてヨコスカ平和船団の新倉裕史さんは「一般社会より自衛隊隊員の自殺者の割合が高い。海外派兵が行なわれるたびに戦争後遺症とも考えられる自殺者が増加している。海外派兵に道を開く自衛隊派遣に断固反対する」と述べた。

 集会後参加者全員で「たかなみ」の見える桟橋に移動し、横断幕を広げる平和船団の2隻の船艇と共に「自衛隊員のいのちを守れ!」「中東派遣は憲法違反」と派遣に抗議した。

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