だれ一人取り残さない社会を切り拓く
部落解放・人権文化フォーラム2020に参加を



 部落解放・人権文化フォーラム2020が11月27日、オンラインで開催される。主催は同実行委員会。

 この集会は部落差別をはじめ、あらゆる差別をなくすための人権教育・啓発活動を推進することを目的に開催される。今年のテーマは「だれ一人取り残さない社会を切り拓く!」。

 今日、ヘイトスピーチ・デモなど国際的には「法律で処罰すべき犯罪」となる悪質な差別事件が増加している。インターネット上でも「全国部落調査」復刻版や「部落探訪」など差別煽動が野放しになっている。コロナ禍において、差別や人権侵害は強まりつつある。こうした状況を踏まえ、川崎市では罰則規定のある条例が誕生した。

 全体会では「川崎市差別禁止条例の意義と課題」と題して師岡康子弁護士が記念講演をおこなう。

 また、全体会終了後、「東京の部落差別事件と解放運動」をはじめ4つの分科会が行なわれる。

参加申し込み等はこちらから



【全体会】10時~12時
 基調報告 近藤登志一(都連書記長)
 記念講演 「川崎市差別禁止条例の意義と課題」
 講師 師岡康子弁護士

【分科会 第1部】13時~15時
 第1分科会 「東京の部落差別事件と解放運動」
 ①「全国部落調査」復刻版出版差し止め裁判の現状と課題(河村健夫弁護士)
 ②特別報告 「証人尋問」にたって(松島幸洋都連副委員長)
 ③インターネット上の差別事件の現状と課題(近藤登志一都連書記長)

第2分科会 「部落問題入門」
①東京の部落の歴史(吉田勉東日本部落解放研究所副理事長)
②私の歩んだ道(藤本忠義都連委員長)

【分科会 第2部】15時30分~17時30分
 第3分科会 「被差別当事者から見た東京の差別と人権」
 コロナ禍で浮かび上がった差別
 ①大西連(特定非営利活動法人自立サポートセンター・もやい理事長)
 ②梁英聖(リャン・ヨンソン)(NGO団体反レイシズム情報センター代表)

 第4分科会 「職場と人権」
 組織を元気に!あなたも元気に!~ハラスメントが起きない組織の作り方
 ①柳原里枝子((株)ハートセラピー代表取締役)
 ②杉山修((株)ハートセラピーハラスメント対策研修講師)


●オンライン開催について

Zoomを利用して開催します。またオンラインでの受講が困難な場合はサテライト会場を設けています。申し込み等についてはHPをご参照ください。

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