石川さんの無実を確信
東京清掃労働組合狭山現地調査



東京清掃労働組合の狭山現地調査

 東京清掃労働組合の狭山現地調査は1995年の千歳事業所で起きた差別事件を教訓に1997年から取り組まれて今回で22回目を迎えました。

 現在は清掃本部と清掃・人権交流会と隔年で交互に主催しながら取り組んでいます。今年は東京清掃本部の主催で、6月24日に東京清掃組合員を中心に41人の参加を得て取り組まれました。

 現調の前段に主催者である東京清掃本部の染中央執行委員長から「社会が分断されていく中、差別・人権問題は 労働組合として大きな運動の柱である。実りある現地調査にしていきましょう」との挨拶がありました。また解放同盟東京都連松島副委員長から自身の体験を含め講演を頂きました。さらに石川一雄・早智子さんから取組みに対するお礼と決意が述べられました。

 今回の現調にはこの間、新規採用された青年部の仲間3人も参加し、現調後に「今も昔も権力を持つ人は都合の悪いことは隠ぺい・ねつ造している。石川一雄さんの無実と狭山事件の真相を職場の仲間に伝えたい」と感想も述べ、参加者一同狭山事件の不当性、差別性について確認し、狭山再審勝利に向けて取組みの強化を誓いあいました。

 (東京清掃労働組合)

pagetop