政治と経済の変革を課題に
世界人権宣言71周年記念東京集会へ



世界人権宣言71周年記念東京集会

 世界人権宣言71周年記念東京集会が12月10日(火)13時30から日本教育会館一ツ橋ホールで世界人権宣言中央実行委員会の主催により開催される。参加費は3000円。

 集会では、現代教育行政研究会代表・元文部科学省事務次官の前川喜平さんが講演を行なうほか、「わたしらしくあなたらしく―多様な性を生きる―」(制作:世界人権宣言大阪連絡会議 上映時間38分)が上映される。

 「世界人権宣言」は第2次世界大戦への深い反省から、戦争や差別のない国際社会実現という人類共通の課題にむけて、世界各国が協働して努力していくことを宣言したもの。本年は「世界人権宣言」が採択されて71年となる。

 しかし、深刻な貧困問題などを背景にしながら、民族対立や宗教紛争などで多くの人が犠牲となり、難民問題は深刻な国際問題にもなっている。日本においても、反人権主義、国権主義の政治が推し進められ、差別排外主義が公然と登場する時代になっている。

 こうした時代情況にあって、「世界人権宣言」の精神を活かしながら、今日の世界の動向をふまえ、日本社会の政治や経済のあり方をどう捉え、どう変革していくのか、集会への参加を呼びかける。

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