世界人権宣言70周年記念東京集会が12月10日(月)13時30分から日本教育会館一ツ橋ホールで、世界人権宣言中央実行委員会の主催により開催される。参加費は3000円。

 集会では、同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子さんが講演を行なうほか、「ともに生きる私たちの未来『部落差別解消推進法』のめざすもの」(制作:世界人権宣言大阪連絡会議 上映時間38分)が上映される。

 「世界人権宣言」は、第2次世界大戦への深い反省から、戦争や差別のない国際社会実現という人類共通の課題にむけて、世界各国が協働して努力していくことを宣言したものであり、本年は「世界人権宣言」が採択されて70年という大きな節目の年となる。

 しかし、深刻な貧困問題などを背景にしながら、民族対立や宗教紛争などで多くの人が犠牲となり、難民問題は深刻な国際問題となっている。

 日本においても反人権主義、国権主義の政治が推し進められ、差別排外主義が公然と登場する時代になっている。

 こうした時代情況にあって、「世界人権宣言」の精神を活かしながら、今日の世界の動向をふまえ、これからの日本社会の政治や経済のあり方をどう捉え、どう変革していくのか、集会への参加を呼びかける。

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