9・16さようなら原発全国集会が代々木公園で開催された。主催はさようなら原発一千万署名市民の会で参加者は8000人だった。

　集会は落合恵子さんの開会挨拶で始まった。9月19日に東京地裁で判決が下される東電旧経営陣強制起訴裁判訴訟支援団の池脇美和さんは「東電経営陣の無責任体制は許せない」、損害賠償請求までされている自主（区域外）避難者の支援を行う避難の協同センターの遠藤美彌子さんは「県は避難生活中に障害者手帳を取得した人を訴えようとしている。子ども・被災者支援法には住宅確保は国の責務としている」、高校生1万人署名実行委の桜井かおりさんは「壁にぶつかることもあるが、核廃絶の想いは揺るがない」、閉会挨拶で鎌田慧さんは「原発は人の尊厳を壊す存在。震災から10年目の21年には原発ゼロを実現しよう」と発言した。その他、飯館で除染をしていた元派遣労働者のトモさん、東海第二原発運転差し止め訴訟原告団、立憲民主党の山崎誠衆議院議員、止めよう！辺野古埋めたて国会包囲実行委の木村さん、戦争させない・9条壊すな総がかり行動実行委の福山真劫さんからも発言があった。

　集会後、2コースのパレードを行ない行動を終えた。

　また、狭山事件の再審を求める市民の会は、ブースを設け脱原発と共に狭山事件の、後藤裁判長の在任中の事実調べ・証人調べ実現を訴えた。