原発事故は今も続いている
3・21さようなら原発全国集会



さようなら原発全国集会

 さようなら原発全国集会が3月21日、代々木公園にて開催され1万人が参加した。主催は「さようなら原発」一千万署名市民の会。

 集会では、ルポライターの鎌田さんが「原発は論理的にも倫理的にも破綻している。原発を必要としているのは、自分たちが儲かれば人が死んでもいいという思想の人だけで、それを支えている安倍政権を打倒しなければならない」と主催者挨拶をした。

 フクシマから、福島原発告訴団・フリーライターの人見さん、避難の共同センター世話人の熊本さんが報告を行なった。その内、福島原発告訴団・フリーライターの人見さんは、「原発事故から8年ではなく、原発事故は8年間も続いている。問題が増える一方で一向に解決しないということが原発事故は終わっていないことを証明している」と訴えた。

 続いて、呼びかけ人で作家の落合さんが挨拶をした。

 その後、東海村村議会議員の阿部さんが東海第二原発再稼働について、立憲民主党の山崎衆議院議員が原発ゼロ法案国会報告について、高校生平和大使の布川さんが活動の報告、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの外間さんが沖縄の課題について、戦争させない・9条壊すな総がかり行動実行委員会の福山さんが危険な安倍政権について、フクシマ連帯キャラバン団長・全港湾小名浜支部の武田さんがフクシマ連帯キャラバン報告を行なった。その内、東海村村議会議員の阿部さんは「東海第二原発は運転から40年が経つが20年の運転延長申請が認められてしまった。費用も避難計画も問題だらけなのに、問題がないように報道されてしまっている。そんな状態で再稼働をさせてはいけない」と訴えた。

 最後に、集会アピールが提起された後、平和フォーラムの藤本共同代表が閉会挨拶を行なった。

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