米軍基地の整理・縮小・撤去を
オスプレイの横田配備反対!飛来・配備糾弾!学習決起集会



オスプレイの横田基地配備反対!強行飛来・配備糾弾!学習決起集会

 オスプレイの横田基地配備反対!強行飛来・配備糾弾!学習決起集会が4月13日にたましんRISURU大ホールでひらかれた。主催は東京平和運動センター・三多摩平和運動センター。参加は570人。

 最初に、東京平和運動センターの青木正男議長から主催者挨拶が行なわれた。挨拶では、「東アジアの軍備強化を目論む米国、トランプ政権の言いなりではなく、対話による緊張緩和を日本政府に求め、沖縄や横田をはじめとする米軍基地を日本から整理、縮小、撤去を目指し取り組んでいこう」と訴えた。

 次に、第9次横田基地公害訴訟原告団団長の福本道夫さんから「米軍横田基地は『いま』」と題した特別報告が行なわれ、2012年以降から現在までの横田基地の状況から、基地周辺住民への配慮や騒音被害、事故等の危険を軽減する努力を日本政府や米軍がしていないことなどが報告された。

 続いて、東京新聞論説兼編集委員の半田滋さんから、「横田基地のオスプレイ配備問題」と題した講演が行なわれた。

 講演では、オスプレイは開発段階の90年代に事故が多発し、構造的な欠陥を抱えていること。配備前は最も安全な航空機であるという触れ込みだったが、本格的な運用が始まると、日本だけではなく各地で墜落が相次ぎ、昨年の段階で防衛省がオスプレイの事故率を配備前から改めた結果、海兵隊機で最悪の事故率となり、これは最も安全な航空機から最も危険な航空機であると国が認定したということだと解説。さらには、今年4月3日に突然、在日米軍が「今週後半にオスプレイを横田基地に配備する」と発表し、その2日後である5日には5機のオスプレイが横田基地に配備されたこと。ほかにも、独や伊が米と結んだ地位協定と比べ、日米地位協定は日本にとって明らかに不利なものであることなどが話された。

 三多摩平和運動センターの岩田みさを特別幹事が集会決議を提案した後、三多摩平和運動センターの田中泰伸議長から閉会の挨拶が行なわれた。

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