独善的政治の断固阻止を
5・15沖縄平和行進



写真は、沖縄県民大会

 5・15沖縄平和行進が5月19日、沖縄県宜野湾市でおこなわれた。また、行進後、「復帰47年 5・15平和とくらしを守る県民大会」が宜野湾海浜公園屋外劇場で開催され、県内外から2000人が集まった。主催は、5・15平和行進実行委員会・沖縄平和運動センター。

 都連は東京平和運動センターの一員として5月18日から20日までの日程で参加した。

 「県民大会」では、①昨年の知事選挙、2月の県民投票、4月の衆議院3区補欠選挙で示された圧倒的な「辺野古新基地建設NO」沖縄の民意を無視することは憲法を否定し民主主義を蔑ろにしている。②辺野古新基地における軟弱地盤の対策は多くの識者が疑問を呈している。水底90 mに71007本の砂杭を打ち込むという軟弱地盤対策は不可能であり、基地建設はいずれとん挫するといわれているほどだ。③絶滅危惧種のジュゴンやサンゴ群落などは世界に誇れる海洋資源であり、埋め立ては観光立県沖縄の未来を崩壊させる。安倍政権による東アジア情勢に逆行し、憲法改悪の動きをはじめ戦争へと突き進もうとする独善的政治の暴走を断固阻止しなくてはならないことなどを確認した。

 東京平和運動センターでは、20日、キャンプシュワブゲート前座り込み行動に参加した。この日は、ゲート前の多数の座り込みにより、警察は解散警告を出すこともなく、土砂など埋め立て資材が運搬される車両はそのままゲート前を通過し資材の搬入は阻止され、粘り強い闘いの成果を確認した。

pagetop