安倍改憲発議阻止！辺野古新基地建設やめろ！東北アジアに平和と友好！11・3憲法集会が11月3日、国会正門前で行なわれ、1万人が参加した。主催は戦争させない・9条を壊すな！総がかり行動実行委員会、安倍9条改憲NO！全国市民アクション、3・１朝鮮独立運動100周年キャンペーン。

　最初に、憲法共同センターの小田川さんが「参議院選挙の結果も世論も安倍首相の下での改憲を望んでいない。臨時国会で改憲4項目を憲法審査会に提出させず、署名活動や対話をさらに大きくして改憲を阻止しよう」と主催者挨拶を行なった。

　続いて、社会民主党の福島みずほ参議院議員、立憲民主党の逢坂誠二衆院議員などから連帯挨拶があった。

　韓国代表団挨拶として、韓国で市民運動を闘ってきた安倍糾弾市民行動のパク・ソグンさん、東アジア平和会議のイ・ブヨンさんから挨拶があった。その内、安倍糾弾市民行動のパク・ソグンさんは「安倍政権は平和憲法の改悪を止め、東北アジアの平和のために日本に課せられた役割を果たすべきだ」と訴えた。

　市民からのスピーチとして、作家の北原みのりさん、3・1朝鮮独立運動100周年キャンペーンの矢野秀喜さん、オール沖縄会議の山本隆司事務局長、安保法制違憲訴訟に取り組む杉浦ひとみ弁護士、安全保障関連法に反対する学者の会の千葉真・国際基督教大学特任教授、日本労働弁護団の今泉義竜弁護士から発言があった。その内、オール沖縄会議の山本隆司事務局長は「沖縄は74年間も日米両政府に非暴力で抵抗し続けているが、日米両国民の多数がこの事実を知らない。一番の困難である国民の無関心を克服し、トランプ政権と安倍政権を倒して、辺野古新基地建設を阻止しよう」と訴えた。

　最後に、戦争させない・9条を壊すな！総がかり行動実行委員会の高田健さんが「市民と立憲野党が団結し、自衛隊中東派兵阻止、改憲のための憲法審査会を許さない闘いをこれからも続けていこう」と行動提起が行なわれた。