身元調査を許さない運動を
「東京同宗連」交流懇談会



「同和問題」にとりくむ宗教教団東京地区連帯会議と東京都連との交流懇談会

 「同和問題」にとりくむ宗教教団東京地区連帯会議と東京都連との交流懇談会が3月8日、築地本願寺講堂で開催された。都連からは藤本委員長ら10人が参加した。

 交流懇談会は東京同宗連の江口議長からの挨拶と都連の藤本委員長の挨拶がなされた後、東京同宗連の瀧川事務局長から活動報告がなされた。

 活動報告では第19回部落解放基礎講座、第38回研修会として沖縄現地研修を行なったことなどが報告された。

 次に都連から近藤書記長が「インターネット上の差別事件と取り組み課題~部落探訪等を中心に~」と題して問題提起を行なった。

 鳥取ループ・示現舎の「部落探訪」などの差別行為は、被差別部落の所在地や個人情報を暴き、身元調査などを誘発・助長する差別扇動であり、「法律で処罰すべき犯罪」。このようなネット上の差別事件に対する、削除および再発防止にむけた取り組み課題として、差別主義的行為を許さない社会的世論の構築、再発防止に向けた法制度の確立、反差別情報の積極的発信などが必要。

 また、差別行為が野放しになっている中で、身元調査お断り運動や身元調査規制条例などの身元調査を許さない闘いも重要であることなどが話された。

 その後、懇親会を引き続き行なった。


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