東京の差別の現実と運動に学ぶ
第6回部落問題東京講座への参加を



 第6回部落問題東京講座が7月22日〜26日、台東区民会館で開催される。主催は公益社団法人東京部落解放研究所。

 「地対財特法」が終了して以降、部落問題研修の形骸化や部落低位論の克服などが部落差別をなくす教育・啓発の課題となっている。こうしたことに無自覚なまま部落差別を助長するような研修も行われかねない状況にある。

 研究所ではこうした現状を踏まえ人権担当者向けに「部落問題東京講座」を開設し、今年で6回目となる。

 第6回目の講座では、第1講ガイダンス「東京の部落に出会うために」、第2講「差別事件と差別を許さない社会づくり」、第3講「東京の部落史に学ぶ」。第4講「私の歩んだ道と東京での生活」などが行われる。また、3つのフィールドワークでは、練馬、品川、荒川の東京の部落を歩き、部落の人の話を聞き、東京の部落の現実に学ぶ。

 部落問題東京講座で当事者の話から学ぶ部落問題研修として活用していただきたい。

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