狭山事件の再審を求める上野駅前情宣行動を5月22日、狭山青年共闘会議と関ブロ青年交流会の共催で行ない、19人が参加した。解放同盟からは東京、埼玉、群馬、京都の仲間が参加した。
上野駅浅草口周辺を中心に、石川一雄さんの無実を訴える情宣文を読み上げてのマイクアピールとチラシ入りティッシュの配布を行なった。
また、初の試みとして、情宣行動に向けた学習会を5月14日に行ない、狭山事件の概要などを学習した後に参加者全員で、情宣当日に配布するティッシュにチラシを詰める作業を行なった。
情宣行動では「狭山事件のことを一人でも多くの人に知ってもらい、石川一雄さんが部落差別によって冤罪の被害者となってしまい、今も闘い続けていること」を訴えることを重要視して取り組んでいる。
受け取ってくれる年齢層も幅広く、若年層から高齢層まで様々な人へ配布することができた。受け取ってからすぐに内容を読んでくれる人も多くおり、1000個用意したチラシ入りティッシュは今回もすべて配りきることができた。
狭山再審の闘いが大詰めを迎えている中、最重要の課題である事実調べの実施と再審の開始、石川一雄さんの「見えない手錠」を1日でも早く外すためにも、狭山青年共闘会議は引き続き、青年の立場から取り組みを行なっていく。
(狭山青年共闘会議)