東京開催の全高・全青に向け活動強化を
2024年度 都連青年部定期大会



 都連青年部は、2024年度都連青年部定期大会を5月15日、松本治一郎記念会館で開催した。

 川口部長が水平社宣言を朗読した後、23年度活動報告・決算報告がおこなわれた。活動報告では、定例会議で今後の活動内容などを議論するとともに、青年の居場所となるよう取り組んできたことや、狭山闘争における集会開催・参加や、労働組合青年らとともに狭山青年共闘会議で開催した狭山情宣行動や学習会、反原発運動における「フクシマ連帯キャラバン」参加をはじめ集会参加や学習、関ブロおよび全国の部落青年との交流、そして、青年部の活動などを隔月で発行している青年部通信をとおして各支部青年らに発信した取り組みなどが報告された。

 次いで、24年度活動方針案・予算案が提案された。活動方針では、諸集会への参加や交流活動、狭山闘争、被差別当事者らとの相互理解・連帯、そして、重要な課題である各支部青年部確立にむけた取り組の強化とあわせて、今年8月31日~9月1日に東京で開催される第56回全国高校生集会・第68回全国青年集会にむけて、各支部への青年の掘り起こしや参加の呼びかけに取り組んでいくことなどが提案された。

 質疑・討論では活発な議論がおこなわれ、その後、報告事項・提案事項が採択された。

 役員は前年度引き継ぎとなり、役員代表あいさつを川口部長がおこない「全高としては第31回から25年ぶり、全青としては第17回から51年ぶりの東京開催となる。議論や活動を強化し、集会成功を勝ちとろう」と訴えた。

 最後に、「少数精鋭」の気概も持ちつつ、「差別と闘う都連青年部」をめざしていこうと団結ガンバローがおこなわれた。

pagetop